git (diff|merge)tool で WinMerge を使うための最低限の設定

Git で WinMerge を使いたくて調べてみたら、必要な設定がわかってきたので、まとめておく。

Git の標準的な設定で使いたい人向け

以下の設定を行えば、以下のコマンドで WinMerge が使えるようになる

$ git difftool -t winmerge [<options>] [<commit> [<commit>]] [--] [<path>…​]
$ git mergetool -t winmerge [-y | --[no-]prompt] [<file>…​]

1. WinMergeインストーラ版)を使ってる人向け

WinMergeインストーラ版)のインストール時に、以下どちらかを設定する。

a. 標準的なプログラムフォルダ(以下の環境変数)にインストールする

環境変数 フォルダ
ProgramFiles C:\Program Files
ProgramFiles(x86) C:\Program Files (x86)
ProgramW6432 C:\Program Files

b. [システム環境変数PATHへWinMergeのフォルダを追加する]にチェックしてインストールする

2. WinMerge(Zip版)を使ってる人向け

インストール(展開)後に、以下どちらかを設定する。

a. 環境変数 Path に \<WinMergeのインストールディレクトリ> を設定(追加)する

b. difftool.windiff.path に <ディレクトリの区切り文字を \ から / へ置換した WinMergeU.exe への絶対パス> を設定する

git config difftool.windiff.path <WinMergeのインストールディレクトリの \ を / へ置換>/WinMergeU.exe
# C:\WinMerge\ に展開したのであれば以下のコマンドを実行する
# git config difftool.windiff.path C:/WinMerge/WinMergeU.exe

(Git の標準的な設定ではなく)WinMergeコマンドラインオプションを指定して使いたい人向け

後で書く